ETF(上場投資信託)とは、市場全体の動きを示す指標等に連動する投資信託で、株式市場など金融商品の取引所に上場しているものです。ETFは、Exchange Traded Fundの略です。通常の上場株式と同様に市場で売買されています。 対象となる指標は、TOPIXや日経平均株価などの国内の株式指数だけでなく、海外の株式指数や、原油や金といった商品価格などさまざまな指標が対象となります。 出典:SMBC日興証券|初めてでもわかりやすい用語集
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【おすすめも】ETFとは?投資信託との違いを分かりやすく解説
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おすすめのETF3選
そんな方のために、いろはに投資では「ETFのおすすめ銘柄6選」という記事もありますが、ここではその中から特に人気の3つのETFをご紹介します。
VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
株価 | 195.32USD |
配当利回り | 1.45% |
純資産総額 | 251.534(十億 USD) |
運用コスト | 0.03% |
ベンチマーク | CRSP USトータル・ マーケット・インデックス |
VTIは「CRSP USトータル・ マーケット・インデックス」に連動するように運用されるインデックス型のETFです。
要するに、「 米国株式市場の大型株から小型株まで約4,000銘柄をカバーしているETF 」だと覚えておけば問題ないでしょう。
短期的な下落局面はあるものの、長期保有でじっくりと米国市場の成長を期待できるETFなので、長期投資をする銘柄としてはおすすめです。
VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
株価 | 105.81USD |
配当利回り | 2.32% |
純資産総額 | 43.838 (十億 USD) |
運用コスト | 0.06% |
ベンチマーク | FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス |
要は、VYMは 時価総額の大きい高配当銘柄で構成されている と覚えておきましょう。
VYMをひとつ買えば米国の代表的な高配当銘柄をまとめて買えてしまうのです。
GLD(SPDRゴールドシェア)
株価 | 172.23USD |
配当利回り | なし |
純資産総額 | 63.210 (十億 USD) |
運用コスト | 0.40% |
ベンチマーク | 金地金の価格の動向を反映させることを目標としています。 |
金ETFをドル建てで購入して、リスク分散したい方におすすめ のETFです。
初心者がETF投資するおすすめの方法【4つ】
以下では、初心者でもETFに投資できる方法を4つご紹介します。
クリックで該当箇所へジャンプ!
SBI証券【ETFに個別投資】
SBI証券は ネット証券国内株式個人取引シェアNo.1 を誇る人気のネット証券です。
また、米国ETFを毎月好きな日に自動買い付けできる「米国株式・ETF定期買付サービス」も利用できますF
「SBI ETF セレクション」というプログラムもあり、中長期の資産形成に適した米国ETF10銘柄の買付手数料が無料、専用ページでの投資情報も豊富に用意されています。
ティッカー | 銘柄 |
---|---|
VT | バンガード トータル ワールド ストック ETF |
VTI | バンガード トータルストックマーケット ETF |
VOO | バンガード S&P 500 ETF |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド |
QQQ | インベスコ QQQ トラスト シリーズ 1 ETF |
SPYD | SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式 ETF |
AGG | i シェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF |
VGT | バンガード 米国情報技術セクター ETF |
GLDM | SPDR ゴールド ETFの基本 ETFの基本 ミニシェアーズ トラスト |
IYR | i シェアーズ 米国不動産 ETF |
SBI証券リリースより
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IG証券【ETFをCFD取引】
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学習コンテンツ「IGアカデミー」や、ニュース分析レポートなども揃っているため、CFD初心者からプロまで満足できるでしょう。
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米国株ETFを選ぶ際のポイント
一口に米国株ETFといっても、S&P500指数に連動するものやナスダック指数に連動するもの、ダウ・ジョーンズ工業株指数に連動するもの、特定のセクター(業種)の株価指数に連動するものなど、実にさまざまな種類があります。
それぞれ特徴が異なり、魅力的な銘柄も多く、どれを選べばいいか迷ってしまいますが、いくつかのポイントを押さえて選ぶようにすると、自分の投資スタイル(「リスクを抑えて長期でコツコツ利益を積み上げる」「リスクをとって短期で大きなリターンを狙う」など)に合った銘柄をある程度絞り込むことが可能です。 ETFの基本
ここでは、米国株ETF選びのポイントをまとめます。
【米国株ETF選び5つのポイント】
①純資産総額が多いか
純資産総額は、ETFの規模の大きさを表します。
純資産総額は主に基準価額の上下と受益権口数の増減で変動します。
基準価額の上下を除いて考えると、買いたい投資家が多い銘柄は受益権口数が増加し、純資産総額も増加することから、人気度を示すバロメーターの1つとして利用してみましょう。
②出来高が多いか
ETFは、株式と同じようにリアルタイムで取引できるのがメリットです。
しかし、出来高が少ない銘柄を選んでしまうと、思い通りのタイミングで取引できないケースも出てくるので注意が必要です。
出来高が多く流動性が高い銘柄は売買する際に約定しやすいですが、反対に出来高が少なく流動性が低い銘柄は希望価格で売買が成立しないこともあります。
出来高が多いということは、取引が活発に行われている証拠です。
「リアルタイムで取引可能」というETFのメリットを効果的に享受するためにも、できるだけ出来高の多い銘柄を選ぶようにしましょう。
③経費率は低いか
経費率とは、純資産総額に対して運用するために必要な費用がどれくらいの割合かを示したもので、これが低ければ保有中に発生するコストを抑えることができます。
運用コストが低いほど利益率は高まるため、できるだけ経費率の低い銘柄を選ぶことが大切です。
長期保有を想定している場合には、特に重要なポイントになります。
④分配金は出ているか
ETFでは、一般的な投資信託と同じく「分配金」が支払われることがあります。
分配金は、決算期間中に発生した運用益から信託報酬などのコストを控除した金額のことで、分配金の利回りや分配される頻度・タイミングはETFによって異なります。
なお、分配金が出ないETFも存在するので、購入前に確認するようにしましょう。
長期運用で値上がり益を狙いたいのであれば分配金が出ないETFを選んだ方がよい場合もありますが、収益の一部を分配して欲しいと考えるのであれば分配金が出ているか、どのくらい出ているかはチェックしておくとよいでしょう。
⑤どのような銘柄を組み入れているか
米国株のETFは組み入れ銘柄にそれぞれ特徴があり、「高配当利回り銘柄を対象としたETF」や「ナスダック上場銘柄のうち時価総額上位100銘柄を対象としたETF」、「金融セクターの銘柄を対象としたETF」など、種類が豊富です。
どのような銘柄を組み入れているかで、パフォーマンスやリスク、分配金などが異なります。
自分の投資スタイルに近い特徴を持つETFを選ぶことが大切です。
米国ETF「VTI」を徹底解説! VOOや楽天VTIとの違いは?今後の見通しは?
性別:男性
年齢:40代
職業:正社員全般的に優れた証券会社だと思います。手数料が相対的に安価の部類ですし、無料ETFも多数用意されており、近年はスマホアプリにまで米国株取引が導入され手軽な取引が可能になりました。楽天証券の売りはなにしろトレードツールだと思います。チャートも見やすいですし、オシレーターなどの様々なデータも好みのカスタマイズが可能です。四季報や日経のデータや速報なども無料で手軽に取得できますし平時は申し分ないレベルです
SBI証券……住信SBIネット銀行経由で為替手数料が4銭(2銭)に
SBI証券では、同じグループの住信SBIネット銀行で日本円を米ドルに交換する場合、通常1米ドルあたり25銭かかる為替手数料が4銭で済みます。外貨積立を利用すれば、さらに2銭まで下がります。交換した米ドルは外貨即時入金サービスでSBI証券にスムーズに移動でき、手数料もかかりません。
またVTIの取引手数料は無料で、米国ETF、米国個別株の取扱銘柄数は5,000を超え、業界トップクラスを誇ります。
このような点から、SBI証券は為替手数料を抑えたい人や、VTIに加えて個別株にも投資したい人におすすめです。
SBI証券のデメリット
専用ツールを使う必要がある
スマホのアプリが分かれる
性別:女性
年齢:20代
職業:派遣社員初めて証券口座を作るためにいろいろと調べていたのですが、米国株投資を考えていたので商品の多さと手数料の安さ、大手の安心感からSBI証券を選びました。Tポイントが使えるというのもわたしの中では決め手のひとつになりました。 デメリットは今のところはとくに感じていませんが、メンテナンス中のことが多いのかなとは思いました。
性別:男性
年齢:40代
職業:正社員SBI証券は取引手数料の面において他社と比較しても非常に安い点が良いです。「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」のどちらのタイプも業界最安水準で取引することが出来、自分に合った手数料プランを選択することが可能となっているので利用しやすいです。デメリットとしては米国株アプリと日本株アプリが別々になっていることで管理しにくい点があります。
マネックス証券……VTI買付時の取引手数料、為替手数料が無料
マネックス証券では、VTI買付時の取引手数料が全額キャッシュバックされます。米国株買付時の為替手数料も無料であり、買付時には実質手数料がかかりません。ただし、売却時は取引手数料、為替手数料(日本円に戻す場合)ともにかかります。
買付時に手数料がかからないことから、基本的に売却はせず長期で保有し、積立投資でVTIの買い増しのみを行う予定の人におすすめです。
性別:女性
年齢:30代
職業:正社員当時は取引手数料が安いネット証券で探していました。 また、投資スタイルは米国株中心で考えていたため、ETF含めた幅広いラインナップを取り揃えているマネックス証券に決めました。 メリットとしては、直近の成績がグラフですぐ見れるため視覚的に把握がしやすいです。一方デメリットとしては損益が分かりにくいため今後の改善に期待しています。
性別:男性
年齢:40代
職業:個人事業主先物取引の注文方法が多彩な事、アメリカ株の取引に優れているので口座開設しました。 先物取引では、利益確定と損切りを同時に設定する指値があります。先物は短期取引が多いので、これは助かります。他にも一定の金額になったら発動する追跡指値もあります。 アメリカ株が業界最安値水準の手数料で取引できるのも魅力的です。 国内株式の手数料は他の証券会社に比べて高いのでお勧めしません。
ETFの基本
DMM 株……VTIを含むすべての米国ETFと米国個別株の取引手数料が無料
DMM 株では、VTIを含むすべての米国ETFと米国個別株の取引手数料が無料です。VTIの取引手数料を無料にしている証券会社は多いですが、すべての銘柄で手数料が無料なのは大きな強みです。
米国ETFや米国個別株を信用取引の担保にできるのもDMM 株の特徴です。
これらの特徴から、DMM 株は長期保有・積立投資でVTIに加えて個別株にも投資したい人や、長期保有するVTIや米国株式を信用取引の担保として有効活用したい人におすすめです。
CONNECT……相対取引で平日日中にVTIを取引できる
CONNECTは大和証券グループのアプリ証券(スマホ証券)です。CONNECTでは相対取引の「ひな株USA」でVTIを購入できます。
相対取引とは?
売りたい人と買いたい人がそれぞれ1対1の場合の取引のこと。当事者同士であらかじめ「価格」「数量」「決済方法」を決めてから行う取引で、取引所外取引のひとつです。「相対売買」ともいい、英語表記「Over The Counter」の略で「OTC」と呼ぶ場合もあります。
出典:三井住友DSアセットマネジメント|わかりやすい用語集
円建てで提示される取引価格にはコストも含まれており、固定された価格ですぐに取引が成立するシンプルさがCONNECTの魅力です。
多少コストはかかっても、わかりやすさや手軽さを優先したい人にはCONNECTがおすすめです。
VTIとは?知っておきたい米国ETF「VTI」の基本
VTIとは?何の略?
VTIは、「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(Vanguard Total Stock Market ETF)」のティッカーです。
ティッカー(ティッカーシンボル)とは?
バンガード社が提供するETF
VTIはThe Vanguard Group, Inc(ザ・バンガード・グループ・インク、以下、バンガード社)が管理・運用を行うETF(上場投資信託)です。米国証券取引所のNYSE Arcaに上場しており、通常の米国株と同様に売買できます。
ETFとは?
ETF(上場投資信託)とは、市場全体の動きを示す指標等に連動する投資信託で、株式市場など金融商品の取引所に上場しているものです。ETFは、Exchange Traded Fundの略です。通常の上場株式と同様に市場で売買されています。 対象となる指標は、TOPIXや日経平均株価などの国内の株式指数だけでなく、海外の株式指数や、原油や金といった商品価格などさまざまな指標が対象となります。
出典:SMBC日興証券|初めてでもわかりやすい用語集 ETFの基本 ETFの基本
バンガード社とは?
バンガード社はローコストリーダーとしても知られ、バンガード社独自の会社の所有構造による運用コストの安さが大きな魅力です。
一般的な資産運用会社は少人数の株主によって所有されており、利益を配当として株主に支払わなければなりません。これに対し、バンガード社は米国籍の投資信託とETFによって所有されており、バンガードのファンド(投資信託・ETF)を保有する投資家がバンガード社を所有しています。株主が存在しないため投資家との利益相反は起こらず、経費率の引き下げによってファンドの利益を投資家に還元できるのです。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動
CRSP USトータル・マーケット・インデックス
VTIはこの指数に連動する投資成果を目指すETFであり、大型株から小型株まで米国株式市場全体に分散投資するのと同じ投資効果が期待できます。
「時価総額加重平均型」の株価指数とは?
「時価総額加重型」の株価指数とは、構成銘柄の時価総額(これは、株価に上場株式数を掛け合わせたもので、その銘柄の資産価値を表します)の合計額を、ある一定時点の時価総額の合計額で割るものです。
出典:日本取引所グループ|よくあるご質問(株価指数関連)
ある過去の一定時点と比較して、計算時点の時価総額がどれくらい増えたか減ったかということを表すものであり、資産としての株式の価値の変動を示すものといえます。
「時価総額加重型」の計算式
株価指数の値=構成銘柄の時価総額の合計÷ある一定時点の時価総額
VTIの構成銘柄
VTI銘柄構成比率
銘柄 | 比率 |
---|---|
アップル(Apple Inc) | 6.00% |
マイクロソフト(Microsoft Corp) | 5.10% |
アルファベット(Alphabet Inc)※グーグル | 3.40% |
アマゾン(Amazon.com Inc) | 2.80% |
テスラ(Tesla Inc) | 1.70% |
メタプラットフォームズ(Meta Platforms Inc Class A) | 1.60% |
エヌビディア(NVIDIA Corp) | 1.30% |
バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway ETFの基本 Inc Class B) | 1.20% |
ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson) | 1.00% |
ユナイテッド・ヘルス(UnitedHealth Group Inc.) | 1.00% |
VTIのベンチマークであるCRSP USトータル・マーケット・インデックスは、時価総額加重平均型の株価指数です。そのため、すべての銘柄に均等に投資されるわけではなく、時価総額が大きい銘柄ほど組み入れ比率は高くなります。特に時価総額の大きいGAFAMやテスラはVTIでも比率が大きく、この6社を合計するとVTI全体の約20%を占めます。
GAFAMとは?
大型株への偏りはありますが、S&P500の約500銘柄で構成されるETF「VOO」の約25%、ナスダックの大型株100銘柄で構成されるETF「QQQ」の約45%に比べると、その割合は小さく、投資対象がより分散されているといえるでしょう。
VTIのセクター比率
VTI構成銘柄セクター比率
セクター(業種) | 比率 |
---|---|
情報技術 | 28.40% |
一般消費財 | ETFの基本15.30% |
資本財 | 13.00% |
ヘルスケア | 12.40% | ETFの基本
金融 | 11.50% |
生活必需品 | 5.00% |
不動産 | 3.ETFの基本 ETFの基本 60% |
エネルギー | 3.40% |
公共事業 | 2.80% |
通信 | 2.60% |
素材 | 2.00% |
各セクターの比率は、投資資金が集中しているGAFAMやテスラが含まれるセクターにやや偏っています。とはいえ、おおむね米国の産業構造が反映されており、バランスの取れた構成といえるでしょう。
VTIの分配(配当)月
VTIの分配(配当)は四半期(3ヵ月)ごとに行われます。3月、6月、9月、12月の年4回です。
米国株では、権利確定日(Record ETFの基本 ETFの基本 date)の前営業日が権利落ち日(Ex-dividend date)です。分配を受けるには、権利落ち日の前営業日(権利付き最終日)までにVTIを購入する必要があります。権利付き最終日時点でVTIを保有していれば、その数量に応じて分配金が支払われます。
VTIの運用コスト(経費率)
VTIの運用コスト(経費率)は定期的に見直されており、年率0.03%です(2022年2月時点)。
経費率(expense ratio)とは?
信託報酬とは?
同カテゴリーのファンドの経費率の平均は0.80%なので、VTIの経費率がいかに低いかがわかるでしょう。
VTIは何口(株)から買える?最低買付金額は?
VTIは、通常の米国株と同様に1口(株)以上1口(株)単位で購入できます。
1口(株)単位で購入できるため、購入時点の価格がそのまま最低買付金額になります。価格は219.37米ドル、1米ドル115円で換算すると2万5,228円です(2022年2月18日終値ベース)。
VTIの3つのメリット
VTIの3つのメリット
- 長期的な成長が期待できる
- 大型株から中小型株まで米国株式市場全体に投資できる
- 運用コストが安い
長期的な成長が期待できる
米国株式市場は今後も成長が続くと見込まれているため、長期投資に適した投資先といえます。
大型株から中小型株まで米国株式市場全体に投資できる
VTIは1本で大型株から中小型株まで、米国株式市場全体に分散投資ができます。すでに成功している企業(大型株)だけでなく、これから急成長する可能性を秘めた企業(中小型株)にも投資できる点は大きな魅力です。
4,000銘柄を超える銘柄に分散投資するため、リスクを平準化できる点もメリットです。
運用コストが安い
バンガード社はコストリーダーとしても知られ、VTIの経費率はわずか0.03%です。
運用コストは、ファンドのリターンを目減りさせます。特にインデックスファンドはファンドの運用手腕によるリターンの差がほとんどないため、運用コストの差がリターンの差に直結します。その点でVTIは優れたファンド(ETF)といえるでしょう。
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VTIの今後の見通しは?
VTI価格の推移
ロシアによるウクライナ侵攻はこの状況に拍車をかけ、株式市場は不安定な状態が続いています。ウクライナ危機が早期解決に向かえば株価にはプラス要因ですが、経済制裁に伴って天然資源の供給が逼迫すれば、インフレがさらに加速するおそれもあります。
利上げは、株式市場にとって大きな懸念材料です。3月以降の利上げペースによっては一時的な調整に留まらず、年単位の下落相場に転換するリスクもあります。相場全体が下落すれば、株式市場全体に分散投資を行うVTIも下落を回避できません。
一時的な調整に留まるなら投資のチャンスといえますが、下落リスクも高まっているため、慎重に投資を判断すべきタイミングといえるでしょう。今から投資を始めるのであれば一括投資は避け、投資するタイミングをずらしながら少額を投資することをおすすめします。
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