レバレッジは何倍まで?
「そういえば、FXのレバレッジは最大50倍。今年8月からは25倍に規制されますよね。「くりっく株365」の場合はどうなるんですか?」 「「くりっく株365」の場合も、FXと同様にレバレッジをかけることができる。たとえば日経225証拠金取引を例に挙げて説明しよう。まず、取引単位は「株価指数×100倍」だから、今の日経225が1万円だとすると、100万円相当の日経225を対象とした売買をすることになる。そして、その額を取引するのに必要な証拠金基準額は*「くりっく株365」のホームページ上に原則毎週月曜日に公表しているが2010年11月22日から11月26日までの間であれば、3万3,000円になる。つまり、この期間中のレバレッジは最大30倍ということになる。
*「くりっく株365」証拠金基準額:http://www.click365.jp/cfd/service/margin.shtml 「日経225先物取引と比べた場合、どうなのですか?」 「日経225先物取引の場合、最低取引金額は「株価指数×1,そもそもCFDって、どんな取引 000倍」。つまり、日経225が1万円だと1,000万円になる。この取引をするのに必要な証拠金額は33万円(11月22日〜26日適用分)なので、レバレッジは30倍。つまり、「くりっく株365」と同じということになる。」 「30倍のレバレッジって、高いの?それとも低いの?」 「現在、FXに適用されている50倍に比べると低いのは確かだが、日々の変動幅を比べると、為替レートに比べて株価の方が、大きく値段が動く傾向がある。したがって、30倍のレバレッジでも、かなりリスクは高めになると言えるだろう。
レバレッジは証拠金をいくら預けるかによって、自分自身でも調整することができる。100万円相当の日経225証拠金取引を売買するのに、証拠金として50万円を預けておけば、レバレッジは2倍だ。レバレッジを上げれば上げるほど、わずかな株価指数の値動きで損益が大きくなるので、利益も大きいけれども、損失も大きくなる。」 「何倍くらいのレバレッジで取引するのがいいんですか?」 「レバレッジを考える前に、当然のことだが投資に回すお金は余裕資金であることが鉄則だよね。投資経験、リスク許容度、貯蓄額をよく考えて投資資金を幾らにするか考える。まずは投資計画が必要だね。そのなかで、短期トレードをするのか、それとも多少、長期で持つのか、長期で保有するならば、レバレッジをかけないか、仮にレバレッジをかけたとしても、どの程度にするかは事前に決めておいたほうがいい。投資初心者なら低レバレッジ(数倍)でスタートしたほうが得策だよね。
でも、投資経験が豊富なら、短期トレードでレバレッジを高めにすることもあると思う。ただ、それでも、自分が許容できる損失額がどの程度か事前に把握してからやる必要があるよ。」
「くりっく株365」の取引リスク
●預託すべき証拠金の額に比して、取引金額が大きいため、相場の状況次第で、差し入れた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。
●全てのマーケットメイカーが全指数に対して、レート提示を行うものではありません。
詳しくはこちら(東京金融取引所ホームページ)>>
株式初心者入門
金融機関にお金を預けて貯蓄すると、金利がついてお金が増えるといった時代は過去の話です。今や超低金利時代を迎えており、預けるだけでお金を増やすことは難しくなりました。 超低金利時代は今後も続くと予測されているため、自分の将来の生活や老後に備えるためには、自分の資金を資産運用によって増やす必要があります。 今回は、初心者の方に向けて、そもそも資産運用とは何か、資産運用の種類などをご紹介します。
将来に必要なお金を用意するために、今のうちから資産運用を始めようという方も多いのではないでしょうか。 ところが、資産運用は今ある資産を使って投資するため「貯金がないと始められない」と思っている方も少なくありません。 実は、資産運用のなかには最低数百円から始められるものもあります。 そこで今回は、初心者の方におすすめの少額投資について詳しくご紹介します。
老後の生活や各ライフイベントに必要な資金を用意するために、資産運用を始める方が増えています。 しかし、資産運用にはさまざまな種類があるため、「どのような方法を選べばよいの?」「どんなメリットがあるの?」など疑問を抱える方も少なくありません。 そこで今回は、資産運用の基本をはじめ、資産運用の必要性、失敗しないコツなどについて詳しくご紹介します。
そもそもCFDって、どんな取引
1.FXには向き不向きがある?
実は性格により向き不向きがある
2.FX向きの性格の人は?
一発逆転を狙わない
3.FXに向かない性格の人は?
痛みに耐えられない人
自分を信じられない人
【注意事項】
この記事は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。 そもそもCFDって、どんな取引
また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。
投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
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起業家/投資家。オーストラリア大手通信事業でのセールス時代にリーマンショックを経験。
『汗水流した給与も為替の影響で一瞬で半額になること』を知り、学生時代から始めたFXの世界へ本格参戦。
短期売買でエントリーしたポジションをスイングや長期ホールド型に伸ばすトレードを得意としています。
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FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意
【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。
取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。
【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。
CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。
【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。 そもそもCFDって、どんな取引
暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。
暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。
取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。
〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会
サンデーダウとは何か? 謎の指数との付き合い方
サンデーダウはこのダウ平均を参照に、外部の取引環境で売買されている指数商品で、具体的にはIG証券の「Weekend Wall Street」という銘柄を指します。Weekend Wall Streetは、現物資産を売買することなく、「参照している数値」をもとに取引開始時点から取引終了時点に発生した差額分を決済するCFD(差金決済取引)の一種です。CFDの詳細は後述しますが、Weekend Wall Streetはダウ平均を参照しつつ取引される、デリバティブ(派生)商品の一種です。
Weekend Wall Streetも中東レート同様に、投資対象としてではなく週明けの株価を展望する指標としても利用されています。IG証券はロンドンに本拠を構える金融グループで、中東で上場しているわけではありませんが、指標としての用途から「中東レートのニューヨークダウ版」と評されています。実際は土曜日も動いているため「ウィークエンドダウ」とも呼ばれています。
Weekend Wall Streetの特徴
Weekend そもそもCFDって、どんな取引 Wall Street は日本時間の土曜日13時から14時頃に動き始め、月曜日にニューヨーク市場が動き始めるまでの週末専門商品です。
CFDは売買それぞれの顧客をマッチングする形で約定する「相対取引」が原則で、売りたい人と買いたい人が証券会社の口座内で注文を出し、価格が一致したら約定です。Weekend Wall Streetも相対取引で運用されるため、ニューヨーク証券取引所が動いていない週末であっても、疑似的にダウ平均の指数取引ができるわけです。
サンデーダウの影響度と信憑性
証券会社の顧客同士で買いたい人と売りたい人をマッチング
Weekend Wall Streetのような商品は、ほかにも数多くあります。IG証券にはWeekend Wall Streetだけでなく、日経平均株価やS&P500、ナスダック指数といった日米の主要指数から、イギリスのFTSE、ドイツのDAX30などの株価指数を参照するCFD商品が揃っています。それぞれの市場が動いていなくても、取引できるのも同じです。
市場参加者は少ないものの、トピックがあった際に注目度が高まる特徴
証券会社内の顧客同士という限られた範囲での相対取引なので、「ダウ」と呼ばれてはいるものの、本家と比べると圧倒的に市場参加者が少ないのがWeekend Wall Streetの特徴です。特定少数の投資家による行動が相場を動かすことがあるため、サンデーダウの値動きをそのまま真に受けるのは得策ではありません。
しかしWeekend Wall Streetの取引をしているのであれば、土日のうちに売っておけば、週明けの暴落リスクを回避できる可能性があります。週明けのニューヨーク市場で暴落が起き、現物株で損失が出たとしても、土日にWeekend Wall Streetを売りポジションで持っていれば、現物株での損失と相殺できるからです。
そもそもCFD取引とは?
では、Weekend Wall Streetもそこに含まれる「CFD」とは何なのでしょうか。CFDはしばしば先物取引と比較されますが、保有資産に対する取引可能資産の大きさ(レバレッジ)と、実際の貸借の有無が異なります。指数取引として歴史の古い先物取引やオプション取引と、CFDとを対比しながら解説します。
先物取引・オプション取引とは
CFDとは
CFDとは「Contract For Difference」の略で、日本語では「差金決済取引」、つまり差額だけをやり取りする取引を意味します。つまり現物資産のやり取りを伴わず、あくまでも差額のみを取引する点に最大の特徴があります。
Macで株取引はできる?株取引ツールのMac対応状況を徹底解説!
ネット証券各社は取引ツール以外でも、さまざまなダウンロード版、ブラウザ版の分析ツールを提供しています。Mac対応は各社まちまちなので、Macユーザーはそれらのツールを使用する前に確認が必要です。 Macでも利用可能なダウンロード版取引ツールを提供しているのは、楽天証券とDMM 株の株取引ブランド「DMM 株」の2社ですが、その他の証券会社でも、高機能取引ツール以外でMacに対応したツールを用意しています。
ネット証券7社の取引ツールにおけるMacでの取引対応状況
楽天証券 | SBI証券 | 松井証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | GMOクリック証券 | DMM 株 | |
Webサイト(ブラウザ版) | 〇 | 〇 | そもそもCFDって、どんな取引〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
高機能ツール(ダウンロード版) | 〇 | × | × | × | × | × | 〇 |
証券会社おすすめランキング
IPO実績
ランキング
証券会社
総合ランキング
Macが使えるネット証券7社の取引ツールを徹底解説!
楽天証券のMac対応ツール ― そもそもCFDって、どんな取引 高機能ツール「MARKETSPEED for Mac」が利用可能
楽天証券では、ダウンロード版の高機能ツール「MARKETSPEED for Mac」が利用可能です。
日本初のMac専用トレードツールである「MARKETSPEED for Mac」は、国内株取引(現物および信用取引)に対応しており、Macユーザーは機能性の高さと豊富な情報量を享受できます。
SBI証券のMac対応ツール ― 高機能ツール「HYPER SBI」はMac非対応
SBI証券は、ダウンロード版の高機能ツール「HYPER SBI」を投資家に提供していますが、残念ながらMacには対応していません。
松井証券の対応ツール - PCツール「ネットストック・ハイスピード」はMac非対応
松井証券では投資情報ツールが多数用意されています。株価やチャートなどの情報を確認する「株価ボード」「フル板情報(BRiSK for松井証券)」「チャートフォリオ」や、銘柄選択などに活用する「テーマ投資ガイド」「アクティビスト追跡ツール」がMacに対応しています。
マネックス証券の対応ツール - 高機能ツール「マネックストレーダー」はMac非対応
マネックス証券が提供する高機能トレーディングツール「マネックストレーダー」は、残念ながらMacでは使えません。Macに対応しているのは、ブラウザ版のFX取引用ツールである「Monex Trader FX」で、MacユーザーがFX以外の取引を行う場合はブラウザ版(お客様サイト)の取引画面を利用します。
au カブコム証券の対応ツール - 高機能ツール「kabuステーションⓇ」はMac非対応
au カブコム証券では、いくつかの分析ツールがMacに対応しています。高機能スクリーニングツール「カブナビ®」、高機能チャートツール「Everチャート」、ストレステスト機能を備える「先OPナビ」は、Macユーザーでも利用可能です。
GMOクリック証券の対応ツール 高機能取引ツール「スーパーはっちゅう君」はMac非対応
高品位テクニカルチャートツールの「プラチナチャート」はブラウザ版のツールですが、Macでも利用可能です。
DMM 株の対応ツール - 高機能取引ツール「DMM 株 PRO+」はMacで利用可能
DMM 株の高機能取引ツールであるダウンロード版「DMM 株 PRO+」は、Macに対応しています。
DMM 株は、すでにMacに対応していたブラウザ版の国内株式・米国株式取引ツール「DMM 株STANDARD」を提供していました。そこから機能を高めた「DMM 株 Pro+」がMacに対応したことで、Macユーザーには選択肢が増えました。MacユーザーとってDMM 株は、ますます魅力的な証券会社になったのではないでしょうか。
「DMM 株STANDARD」「DMM 株 PRO+」は、取引機能はもちろん、チャートやニュース、ランキングなどが使えるツールです。特に「DMM 株 PRO+」は注文機能なども強化され、Macユーザーが、Windowsユーザーと全く同等に利用できる唯一のダウンロード版高機能取引ツールになっています。
Macで使える2つの有力取引ツール
2つのネット証券会社が、Macで利用可能な高機能ツールを提供しています。それらのツールは、取引可能商品や利用可能な機能にそれぞれ特色がありますので、どちらかを選択する前にしっかり検討する必要があります。 楽天証券の「MARKETSPEED for Mac」とDMM 株「DMM 株 PRO+」は、Macで利用可能なダウンロード版の高機能ツールです。取引対象商品や強化された機能など、両ツールの特徴を解説します。
楽天証券のMARKETSPEED for そもそもCFDって、どんな取引 Mac
2014年に提供が始まった楽天証券の「MARKETSPEED for Mac」は、Macユーザー待望のダウンロード版高機能トレーディングツールです。楽天証券で口座を開設すれば無料で利用できます。
「MARKETSPEED for Mac」は、国内株式を取引するMacユーザーにリアルタイムかつ豊富な情報を提供し、特にアクティブトレーダーの日本株取引を強力にサポートしています。
「マーケットスピード」は、Windows版が提供されたときから株取引に便利な投資ツールとして高い評判を得ています。その「マーケットスピード」をMacで利用できることは、Macユーザーとしてはこの上ない喜びでしょう。「MARKETSPEED for Mac」は、Macユーザーにとって、株式取引を行う上で欠かせないツールになっています。
「MARKETSPEED for Mac」は、100銘柄を一覧できる画面や、各画面をパーツ化して独自の画面配置が可能なことなど、投資家の視点に立って使いやすさを追求しています。
「MARKETSPEED for Mac」は、楽天証券が提供する株式取引用のスマートフォンアプリ「iSPEED」とも連携可能です。例えば、お気に入り銘柄などもパソコンで登録した銘柄は、スマートフォンでいつでも見ることができます。
MARKETSPEED for そもそもCFDって、どんな取引 Macの特徴
高性能の注文機能は、ダウンロード版高機能取引ツール特徴のひとつです。「MARKETSPEED for Mac」でも注文機能を画面の中心に据えて、個別銘柄の板情報、チャート、ニュースなどを確認しながらのトレードが可能です。
「MARKETSPEED for Mac」では、新たに「本銘柄の資産」という情報が閲覧可能となっています。
「MARKETSPEED for Mac」にある「本銘柄の資産」とは?
この機能は「MARKETSPEED for Mac」で始めて導入された機能で、画面で選択している株式の保有株式数や評価損益が確認できます。注文内容を入力している間にも最新情報をチェックできる便利な機能です。
「MARKETSPEED for Mac」は、必要な全ての情報がワンクリックでひとつの画面にそろいます。画面構成は「セレクター」と呼ばれる部分に株価指数や銘柄が登録されており、ここで選択した銘柄の情報(チャートやニュースなど)が「情報エリア」に表示されます。情報エリアに表示する項目も事前に指定することができます。
「MARKETSPEED for Mac」のドラッグ&ドロップ編集モードは、ドラッグ&ドロップするだけでストレスなくウオッチ銘柄の登録や解除を行えます。またランキングの一括登録やウオッチリスト間の一括コピーや移動を簡単な操作で行えます。
「MARKETSPEED for Mac」では、 情報ソースとして楽天証券版「日経テレコン」を閲覧できます。
「日経テレコン」とは?
取引ツール内で、個別銘柄やセクターの分析を行うのに必要な情報を閲覧できるのはとても便利です。楽天証券版「日経テレコン」を「MARKETSPEED for Mac」で使えると、情報の確認から取引を終了させるまでシームレスな投資を実現することが可能です。
MARKETSPEED for Macのデメリット
「MARKETSPEED for Mac」のデメリットは、取引対象商品が国内株式(現物・信用)のみに限定されていることです。
楽天証券 - 各高機能ツールの取引対象商品
MARKETSPEED for Mac | マーケットスピード | マーケットスピードⅡ | |
国内株式 (現物・信用) | 〇 | 〇 | 〇 |
先物・オプション | × | 〇 | 〇 |
商品先物 | × | × | 〇 |
米国株式 | × | 〇 | × |
海外先物 | × | 〇 | × |
「MARKETSPEED for Mac」は、最上位のトレーディングツールである「マーケットスピードⅡ」で導入された「アルゴ注文」にも対応していません。
「アルゴ注文」とは?
「スナイパー注文」とは?
このような複雑な注文方法を利用するのはかなり熟練した投資家であり、投資初心者には必要ではありません。しかし本格的に日本株取引に挑戦しようと考えている投資家は、将来アルゴ注文の機能が必要になる可能性があります。現在のところ、アルゴ注文は「MARKETSPEED for Mac」では利用できないことを覚えておいてください。
「MARKETSPEED for Mac」はまだ発展途上の感が否めません。今後取引可能な商品や機能が追加されることが予想されますが、現在のところは、国内株式を専門的に売買する投資家向けのツールと考えるべきでしょう。
DMM 株のDMM 株 PRO+
DMM 株は、FXを中心に金融サービスを展開していますが、2018年に「DMM 株」というブランドを設立して株式取引に進出しました。
取引ツールも評判が高く、ブラウザ版で取引する「DMM 株 そもそもCFDって、どんな取引 STANDARD」に加え、パソコンにダウンロードして利用する「DMM 株 PRO+」も投資家に提供しており、どちらも無料で利用できます。
ダウンロード版の高機能取引ツール「DMM 株 PRO+」は、注文機能の水準が高く、利益確定と損切りの注文を同時に行う「IFD-OCO注文」に対応しています。
「DMM 株 PRO+」は、一般投資家から熟練デイトレーダーまで、あらゆるスタイルの投資家にも適応する取引ツールですが、この高機能ツールをMacで利用することができます。Macユーザーにとって、数少ないダウンロード版高機能のツールのひとつが「DMM 株 PRO+」なのです。
DMM 株 PRO+の特徴
DMM 株では、Macにも対応したダウンロード版の高機能取引ツール「DMM 株 PRO+」を2020年2月から投資家に提供しています。Macユーザーにとってうれしいのは、「DMM 株 PRO+」はMac版でもWindows版でも機能面に差がないということです。
ネット証券が提供するもうひとつのダウンロード版高機能取引ツールである楽天証券の「MARKETSPEED for Mac」は、Windows版に比べると機能面で劣る印象がありました。「DMM 株 PRO+」では、MacユーザーでもWindowsユーザーと同じ取引環境を実現できます。
「DMM 株 PRO+」の主な特徴は以下の3点になります。
「DMM 株 PRO+」の主な特徴
-
そもそもCFDって、どんな取引
- スピーディーな取引が可能な発注画面
- 新たな注文機能の追加
- チャート機能の強化
1 スピーディーな取引が可能な発注画面
「DMM 株 PRO+」では、「トレード板」を見ながらスピーディーな発注が可能です。この「トレード板」から「ワンクリック発注モード」で注文を行うと、発注ボタンの画面表示や注文確認画面が省略され、ワンクリックで即時に注文が発注されます。
「DMM 株 PRO+」では、東京証券取引所が提供する「東証FLEX Full」を配信しています。
「東証FLEX Full」とは?
2 新たな注文機能の追加
IFD-OCO注文に対応
注文執行条件の前・後場指定が可能
「寄付」「引け」などの執行条件を付けるときに、前場と後場のどちらで有効にするかを指定できます。以前は、後場の注文を発注するケースでは、前場が終わってから発注する必要がありました。「DMM 株 PRO+」では、前場のうちに後場における発注ができます。
逆指値注文の種類を追加
通常の逆指値注文の場合、現在の価格よりも不利である価格が発動条件になります。「DMM 株 PRO+」の場合は、現在の価格よりも有利な価格が発動の条件になる逆指値注文を行えます。
3 チャート機能の強化
「DMM 株 PRO+」では、最大で32銘柄のチャートを表示できる「チャートボード」を搭載しています。また、トレンド系やオシレータ系など、34種類ものテクニカル指標とトレンドラインや無限線などの10種類の描画機能を活用できます。
DMM そもそもCFDって、どんな取引 株 PRO+のデメリット
「DMM 株 PRO+」は、MacでもWindows PCと全く同じように利用できます。ブラウザ版取引ツールである「DMM 株 STANDARD」と比較しても取引機能などが強化されており、使用する上でデメリットは感じません。
あえて使い勝手悪いところを挙げるとすれば、「DMM 株 PRO+」では閲覧できない投資情報がいくつかあることぐらいです。
情報の確認から取引を完結させるまでをスムーズに行うためには、取引ツール内で投資判断に必要な情報を閲覧可能だと便利です。しかし「DMM 株 PRO+」では、いくつかの投資情報が提供されていないので、閲覧したいときは「DMM 株 STANDARD」を利用することになり、やや使い勝手が悪い印象があります。
DMM 株が提供する投資情報一覧
DMM 株 そもそもCFDって、どんな取引 PRO+ | DMM 株 STANDARD | |
東証FLEX Full板情報 | 〇 | × |
リアルタイム株価(日・米) | 〇 | 〇 |
四季報情報 | 〇 | 〇 |
投資情報(みんかぶ) | 〇 | 〇 |
投資情報(モーニングスター) | 〇 | そもそもCFDって、どんな取引〇 |
株式新聞Web | × | 〇 |
バロンズ・ダイジェスト | × | 〇 |
決算情報 | × | 〇 |
株主優待情報 | × | 〇 |
株価分析(みんかぶ) | × | 〇 |
銘柄検索(テーマ検索) | × | 〇 |
銘柄スクリーニング | 〇 | 〇 |
Mac対応しているネット証券のツールについてよくある6つのQ&A
Macに対応しているダウンロード版ツールを持つ証券会社はどこ? 楽天証券とDMM 株の2社が、Macに対応しているダウンロード版の高機能取引ツールを提供しています。 楽天証券の「MARKETSPEED for Mac」は、日本株取引(現物・信用)に特化した取引ツールです。DMM 株の「DMM 株 PRO+」は、日本株に加え米国株も取引可能です。
Macユーザーは基本ブラウザ版ツールを使う? 現在のところMacユーザーが主に利用するツールは、「お客様サイト」など各証券会社のホームページから利用するブラウザ版の取引ツールです。ネット証券各社が提供しているダウンロード版の高機能取引ツールは、基本的にWindowsにのみ対応していて、Macに対応していない場合がほとんどです。 Macユーザーでダウンロード版の高機能取引ツールを利用したいのなら、Macに対応しているダウンロード版高機能ツールを提供している楽天証券およびDMM そもそもCFDって、どんな取引 株に口座を持ち、提供されているダウンロード版ツールを利用するのがいいでしょう。
楽天証券のMacで使えるツールの特徴は? 「MARKETSPEED for Mac」は、楽天証券が提供するMacに対応したダウンロード版高機能取引ツールです。注文から約定までをスピーディーに行えることが特徴で、注文機能を画面の中心に据えて、個別銘柄の板情報、チャート、ニュースなどを確認しながらのトレードが可能です。 また100銘柄を一覧できる画面や、各画面をパーツ化して独自の画面配置が可能なことなど、投資家の視点に立って使いやすさを追求しています。 60種類以上のチャートが用意され、27種類以上のランキング情報を活用できることに加え、「日経テレコン21」や「四季報速報」などの情報ソースも無料で利用可能です。
DMM 株のMacで使えるツールの特徴は? 「DMM 株 PRO+」は、DMM 株が提供するMacに対応したダウンロード版の高機能取引ツールです。「DMM 株 PRO+」では、国内株式の板情報をリアルタイムで提供する「東証FLEX Full」を配信しています。「東証FLEX Full」を参照することにより、価格ごとの注文件数や引け注文数量といったオーダーの細部を確認して、より詳細に相場状況を把握しながら取引が可能です。 注文機能の水準も高く、利益確定と損切りの注文を同時に発注する注文方法である「IFD-OCO注文」に対応するなど、注文機能が強化されています。 また使い勝手のいいチャート機能も搭載しています。チャートのテクニカル指標も34種、描画ツール10種を用意しています。
SBI証券のMacで使えるツールの特徴は? SBI証券でMacユーザーが利用できるのは、ブラウザ版(Webサイト)取引ツールのみです。 SBI証券では、ダウンロード版の高機能ツール「HYPER SBI」を投資家に提供していますが、残念ながらMacには対応していません。 ブラウザ版取引ツールでは、国内株式、外国株式、先物・オプション、FX、CFD、金・銀・プラチナなどが取引可能です。Macでブラウザ版を利用する際は、ブラウザにSafariもしくはMozilla Firefoxの最新版を用意することが推奨されています。
松井証券のMacで使えるツールの特徴は? Macユーザーはブラウザ版(お客様サイト)取引ツールを利用します。松井証券では、ダウンロード版の高機能取引ツールである「ネットストック・ハイスピード」を提供していますが、Macには対応していません。 松井証券では取引ツールのほかに投資情報ツールも数多く用意されています。株価やチャートなどの情報を確認する「株価ボード」「フル板情報(BRiSK for松井証券)」「チャートフォリオ」や、銘柄選択などに活用する「テーマ投資ガイド」「アクティビスト追跡ツール」がMacで 利用可能です。
Macユーザーでも高機能取引ツールを使って株取引はできる
しかしMacユーザーが使えるダウンロード版の高機能取引ツールも提供されています。楽天証券の「MARKETSPEED for Mac」とDMM 株の「DMM そもそもCFDって、どんな取引 そもそもCFDって、どんな取引 株 Pro+」が、MacユーザーにWindowユーザーに劣らぬ取引環境を提供しています。
ポケット図解 くりっく株365の買い方・売り方がわかる本
第3章 日経225証拠金取引を取引してみよう!
3-1 数万円程度からはじめられる「日経225証拠金取引」
3-2 “買い”からでも“売り”からでも取引に入れる!
3-3 取引時間・取引日は? 24時間取引で土日・祝祭日は休み
3-4 決済期限のないメリットとデメリットについて
3-5 呼び値とは? 値段の刻み
3-6 制限値幅について
3-7 マーケットメイカーとは?
3-8 “両建て”も大丈夫! 買いと売りを同時に行う
3-9 金利相当額と配当金相当額の受け取り・支払いあり!
3-10 そもそもCFDって、どんな取引 そもそもCFDって、どんな取引 税制はどうなっている? 取引所取引CFDの税制が適用
コラム 投資資金を失うまで治らない「ポジポジ病」に罹るなかれ
第4章 くりっく株365を取引してみよう!
4-1 みずからと相性のあう取扱会社を選ぼう!
4-2 くりっく株365口座を申し込む!
4-3 証拠金を預け入れていざ取引スタート!
4-4 “買い”で利益をあげるには?
4-5 “売り”で利益をあげるには?
4-6 そもそもCFDって、どんな取引 「指値」と「成行」 注文方法(1)
4-7 「逆指値」とは? 注文方法(2)
4-8 覚えておきたい一歩進んだ取引手法 注文方法(3)
4-9 ロスカットについて
4-10 すばやい“損切り”か“持ち越し”か?
4-11 追加証拠金を払うのは是か否か?
4-12 売買記録からみえるものは?
コラム 投資も投機も偶然に頼るものではない――
第5章 くりっく株365取引でチェックすることは?
5-1 日経平均株価を動かすもの なにが値動きを左右する?
5-2 日経平均株価を構成している個別銘柄もチェックしよう!
5-3 先行き市場の動きをどう予測するか? 市況分析とチャート分析
5-4 経済動向のなにをチェックするか? 市況分析(1)
5-5 ずばり各種経済指標なにをみればいい? 市況分析(2)
5-6 アメリカ市場の動きは要チェック! 市況分析(3)
5-7 SQ日のある週の値動きは気をつけろ! 市況分析(4)
5-8 政治動向から“買い時・売り時”をつかむ 市況分析(5)
5-9 社会情勢から“買い時・売り時”をつかむ 市況分析(6)
5-10 国際情勢から“買い時・売り時”をつかむ 市況分析(7)
5-11 そもそもCFDって、どんな取引 為替動向から“買い時・売り時”をつかむ 市況分析(8)
5-12 金市場の動きからみえるもの 市況分析(9)
5-13 景気動向から“買い時・売り時”をつかむ 市況分析(10)
5-14 信用買い残・売り残から“買い時・売り時”をつかむ 市況分析(11)
5-15 そもそもCFDって、どんな取引 値動きの傾向をつかむ テクニカル分析(1)
5-16 ローソク足から“買い時・売り時”をつかむ テクニカル分析(2)
5-17 グランビルの法則で“買い時・売り時”をつかむ
テクニカル分析(3)
5-18 順張りか逆張りか テクニカル分析(4)
5-19 移動平均線から“買い時・売り時”そもそもCFDって、どんな取引 をつかむ テクニカル分析(5)
5-20 ボリンジャーバンドから“買い時・売り時”をつかむ
テクニカル分析(6)
5-21 騰落レシオから“買い時・売り時”をつかむ テクニカル分析(7)
5-22 “日柄”と“アノマリー”について
コラム チャート図とは市場に生きる人の思惑を形にあらわしたもの
第6章 くりっく株365での投資手法とは?
6-1 デイ・トレードで収益をあげる!
6-2 スキャルピングで収益をあげる!
6-3 スイング・トレードで収益を上げる!
6-4 金利相当額・配当金相当額狙いの長期取引は是か否か?
6-5 裁定取引としての活用法
6-6 値動きの激しい時間のみを狙った投資手法とは?
6-7 値動きがすくないときの投資手法は?
6-8 ほんとうに“両建て”は危険か?
6-9 利を乗せて枚数を増やすことを目指す
6-10 どのくらいの金額があれば柔軟な投資が行える?
6-11 着実に利をあげていく投資手法はあるか?
6-12 先行き値動きが予測できないときは?
コラム ポストFXは「くりっく株365」か? レバレッジ倍率・25倍から
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