FXの損切り目安・設定方法|大損回避のルールをホリエモンに学ぶ
基礎知識
FX初心者にとって、非常に重要なテーマ「損切り」。含み損を抱えている状態で保有しているポジションを決済し、自ら損失を確定させることをいいます。
そんなときに損切りすることで、 それ以上損失が膨らまないよう対策 することができるのです!
実は損切りができないのは、 初心者の典型的な失敗パターン として広く知られています。
損切りの目安や徹底させる方法まで、詳しく解説していきます。
人はなぜFXで損切りできないのか?
「プロスペクト理論」とは?
損切りできない理由に関しては、行動経済学のプロスペクト理論が大きく関係しています。
ケース1. 利益の場合
ケース2. 損失の場合
ケース1でAを選んだ人ならばケース2でもAを選びそうですが、ケース1でAを選んだ人の多くがケース2ではBを選んでしまうということが実証されているのです。
利食いは早く、損切りは遅くなる理由
これを、損失回避バイアスといいます。
FXではいくらで損切りしたらいい?目安・タイミングの判断方法
「損した過去」を一旦忘れる
FXではなく株式投資の話なのですが、ホリエモンこと堀江貴文氏の「多動力」という本に損切りの目安について語られている部分があったので紹介します。
つまり、損切りする場合は「損した過去」を一旦忘れ、今現在の価値で考えるべし!ということですね
確率だけで考えると、未来に上がる可能性も下がる可能性もそれぞれ2分の1。過去の結果とは独立しているのです。
チャート分析ツールを確認してみる
こちらはヒロセ通商(LION FX)の分析ツールですが、過去のデータの中から近似したものを抽出し、自動で為替予想をしてくれます。
「まだ目に見えていない損失」にも目を向ける
損切りについて色々と偉そうに語っている私も、実はかつて膨大な含み損を抱え続けたことがあるのですが…。
含み損の金額を目にする度に、寒くないのにガタガタ震えて足からスーッと力が抜けていくみたいな状況が続いていました。
そのときの自分を振り返ってみると、目先の含み損ばかりを気にして別の部分でも見えない損失が膨らみつつあったなと。
「FXでも含み損抱えてるし、人間関係もうまくいかないし、最近はもう悪いこと続きだ…」って場合は、悪いことが偶然重なっているわけでなく、もしかしたら含み損を抱えている精神的に不安定な状態で人と接することで、必然的に負のスパイラルに陥っている状態なのかもしれません。
それこそ彼女や奥さんに損切りされる可能性もありますので、管理画面の評価額だけでなく自分自身の状態も客観的に捉えた上で「このまま含み損を抱え続けるのが本当に正解なのか」を自問自答してみましょう。
FXで損切りを徹底させる3つの方法・コツ
トータルで勝つことを意識する
FXは勝敗の回数ではなく、合計での利益額が重要です。
この2パターンの場合、当然後者の「3勝5敗→合計でプラス」の方が儲かります。
つまり、損切りによって損失を最小限に抑えることができれば、合計でプラスを狙うことが可能です。
あらかじめ損切りを設定しておく
逆指値注文は、許容できる損失の限界点を決めて、それ以上の損失が出た場合に自動で損切りを行ってくれる注文方法。
エフ男 為替レートが気になって、仕事に集中できないよぉ〜 仕事や家事をしているときなど、常にFXの取引画面をみているわけにはいかないですよね。そんなときに便利なのが、この指値注文・逆指値注文です。 指値注文.
自動で損切りしてもらう
自動売買とは機械が自動的にFX取引してくれるシステムのことで、「システムトレード」とも呼ばれています。
勝手に最適なタイミングでトレードしてくれるので、私たちトレーダーは基本的に 放置でOK!
システムが自動的にプロさながらの取引をしてくれるという優れモノなのです。
出典: 【少額OK】FX自動売買は儲かる?初心者におすすめの始め方とは?
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