投資経験がない若者にとって「相談相手がほしい」というニーズは強い。冒頭の調査では、20代に「投資について、どうすれば最初の一歩を踏み出せるか」と質問。投資未経験者の52.5%が「誰かに相談する」と答えた。
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投資アプリ「ferci」に見る、コロナ禍で進むZ世代の資産運用
コロナ禍においてZ世代の投資デビューが増えている。Z世代とは1990年代後半以降に生まれた若者たち。その世代に「投資デビューの場」として好まれているアプリがマネックス証券の「ferci」だ。クチコミ機能がついた投資アプリで、“先輩”投資家のコメントやアドバイスを参考にできる。
このアプリは、SNSに慣れ親しんだ若年層を意識して作られたもの。2021年1月現在、ferci利用者は20代が2割を占め、20・30代の比率(約40%)はマネックス証券の口座における比率の約2倍に及ぶという。預かり資産も1人10万円以下が70%と、若者が少額で投資デビューする場となりつつある。
経済不安の解決策は「副業」より「資産形成」が最新?
「新規登録されたユーザーのプロフィールを見ると『初心者なのでいろいろ教えてください』『投資について勉強中です』などと書かれたケースがたくさんあります。そういった方が先輩投資家の会話を眺めたり、投資経験の豊富なユーザーからアドバイスを受けるなど、コミュニケーションの中で投資を学んでいくサイクルができています」
投資経験がない若者にとって「相談相手がほしい」というニーズは強い。冒頭の調査では、20代に「投資について、どうすれば最初の一歩を踏み出せるか」と質問。投資未経験者の52.5%が「誰かに相談する」と答えた。
お金に対する情報収集。Z世代ならではのスタイルが
初心者に向けた「相談機能」も追加した。2020年11月末から12月にかけてFPによる「お金のお悩み相談室」を行い、ferciユーザーから募集した悩みや質問へのFPの回答を公開している。
そのほか、ホーム画面に「初心者」タブが設置され、投資の入門的なコンテンツをまとめて見られるように。細かな部分でも投資デビューへのサポートを強化している。
「若い世代の情報の取り方を見ると、本などを読んで一気に学ぶより、日常のスキマ時間に少しずつ情報を集めるスタイルが増えています。投資やお金の情報も、気になるツイッターやインスタグラムのアカウントをフォローして、日常的に流れるタイムラインを見ながら日々少しずつ学ぶトレンドが生まれつつあります」
万代氏によれば、最近はインスタグラムでも貯蓄や家計に関する情報を複数枚の画像にまとめて掲載するアカウントが流行っているという。そして、若年層はそういった情報からお金の知識を得るケースが増えている。ferciもユーザーとコミュニケーションしながら日々情報を蓄えていく空間にしたいという。
日本も同じような動きが起きるのか。その入り口となるのはferciかもしれない。
(取材・文/有井太郎 撮影/森カズシゲ)
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