第 52 回 そのレバレッジは投資入門者には必要か?!
春です。就職活動に取り組む学生のみなさんから、就職活動の話を聞いたり、質問を受けたりする機会がでてきました。
初々しい学生さんたちの姿はもうその存在自体が眩しく、彼らからの質問に答えたあとは、今度は私の番とばかりに彼らに質問したりしています。
『投資に興味はありますか?』『いつ頃から、どんなきっかけで始めましたか?』
『どのくらいの頻度で取引するものですか?』などなど、完全に自分の興味津々さが
前面に出た質問内容ですが、ありがたいことに、みなさん快く回答してくれます。
その話の中で多くの学生さんが投資したことのある商品として名をあげたのがFX(外貨証拠金取引)です。
小額でも取引ができるので挑戦する人が多いようです。
また、
・今の大学生は為替レートをとても身近に感じている(海外旅行の経験も豊富なため、円高円安による損得計算を体験済み)
・インターネットでの金融取引に抵抗感がない(さすがインターネット世代)
といった点も、まだ社会に出ていない学生さんでも取引にいたる要因ではないかと思いました。
確かに一昔前の学生をとりまく情報や環境と現在のそれは大きくかわっています。
個人が誰でも手軽に自分のインターネット環境で情報を得、各種の金融取引が行えるようになったのですから、比較的時間を自由に使うことができる学生さんが投資を勉強して実践するのはいたって時流の流れにあったことに思えます。
ただ、ここでひとつ注意しておきたいのは、「手軽さだけで投資対象を選ぶのは危険である」ということです。
本来、FXは非常にリスクの高い部類の商品で、少額の資金を元手にして元手の数倍の金額の取引をすることができるというレバレッジを効かせた取引をすることが可能なのです。
元手が小さくても大きな利益を得ることができる場合がありますが、逆に損失が大きくなる場合もあります。
現物取引では飽き足らず、『レバレッジを利用して取引額を大きくしたい』と考える投資中級者以上向けと考えます。
投資入門者さんは、FX取引に挑戦しては駄目だということを言っているのではありません。
FX取引でもレバレッジを1倍にするなど、レバレッジのコントロールをすればリスクを抑えて投資することもできます。
でも、せっかく利用できるレバレッジを利用しないでずっと少額で取引する自制心を持ち続けるのは難しいのです。
レバレッジを利用した取引の良さと怖さを一か八かで自分の資産で試してみるようなことは避けていただきたいと思っています。
FX取引をするときには「自分自身にとって、レバレッジを利用した取引が適しているか」をきちんと考えて行いましょう。
現物取引だけでも外貨建てMMFのような商品で外貨に投資をすることが可能です。
■ 主なリスク
・ 外国為替証拠金取引は、取引対象である通貨の価格の変動により損失が生ずることがあります。また、取引金額がその取引について顧客が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、その損失の額が証拠金の額を上回ることがあります。
・ 取引対象である通貨の金利の変動によりスワップポイントが受取りから支払いに転じることもあります。
・ ロスカットルールは、定められた証拠金維持率の範囲内で損失を確実に阻止するものではありません。
■ 委託証拠金(為替証拠金)
取引通貨の為替レートに応じて取引額に対して一定の証拠金率(4%)の証拠金(必要証拠金)が必要となります。
外国為替証拠金取引は、取引額が証拠金・保証金を上回る可能性があります。
必要証拠金は、リアルタイムの為替レートによって計算され常時変動します。
■ リスク
・ 当ファンドは、主に外貨建の公社債や短期金融商品など値動きのある証券に投資します。組入債券などは、金利の変動や債券発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等で値動きするため、ファンドの純資産価額も変動します。また、ファンドの受益証券は、純資産価額が外貨建で算出されるため、円貨でお受取りの際には為替相場の影響も受けます。したがって、投資元本を割り込むことがあります。
ファンドは元金が保証されている商品ではありません。これらの運用による損益はすべて投資家の皆様に帰属いたします。
・ ファンドの純資産価額の変動要因としては、主に「価格変動リスク」「金利変動リスク」「信用リスク」「為替リスク」などがあります。
■ 手数料等
当ファンドの取引にあたっては、以下の手数料等をご負担いただきます。
・ 申込手数料(税込):0%
ただし、売買時にスプレッド(為替手数料)がかかります。売買時の為替適用レートについては、仲値から次のスプレッド分がかかります。
米ドル: 買い 25銭/売り 25銭
ユーロ: 買い 50銭/売り 50銭
豪ドル: 買い 70銭/売り 70銭
<内訳>
管理報酬:年率0.01%(上限)
投資顧問報酬:年率0.15%(上限)
代行協会員報酬:年率0.65%(上限)
保管受託報酬:年率0.04%(上限)
管理事務代行報酬:年率0.06%(上限)
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レバレッジ100倍以上で取引をするなら海外取引所
また資金管理ができないまま、100倍以上のレバレッジで取引を始めると、ボラティリティが高い仮想通貨相場では、ロスカットルールが発動しやすくなりますので注意しましょう。
手順③レバレッジ取引所に口座開設をする
手順④レバレッジ取引所の口座に日本円を入金する
なお基本的には、レバレッジ取引で証拠金にできるのは日本円のみです。そのため今回は日本円を入金します。
※ただし Liquid by Quoine(リキッド) は仮想通貨を証拠金に充てられます
即時入金(クイック入金) | インターネットサービスから24時間入金が可能。口座へ即時反映、入金手数料は多くの取引所で無料 |
振込入金 | 銀行やATM、インターネットから指定口座へ振込む。口座への反映時間は取引所により異なる。入金手数料は多くの取引所で無料だが、銀行の振込み手数料は別途発生する |
最初の入金額は1万円がオススメ
理由は金銭的な対価を、必要最低のリスクで実感できるからです。
しかしだからといって最初から大金を入金し、その結果大きな損失を被り相場から退場しては元も子もありません。
これらを踏まえたちょうど良い入金額が1万円なのです。
入金額2,500円と1万円のときの各損益額イメージ
多くの取引所が最低注文数を0.01BTCと設定しています。そのため1BTCが100万円でレバレッジ4倍だと最低注文額は【100万÷4×0.01=2,500】となり、2,500円が口座に必要です。
だからといって2,500円しか入金をしなかった場合、仮に最大注文数で注文を行いビットコインが5万円値上がったとしても、利益はわずか500円です。これではあまり費用対効果が良いとは言えません。
しかし口座に1万円があればポジションサイズを最大で4倍にでき、ビットコイン 5万円の値上がりで1,000円から2,000円の利益となり、現実的な対価が実感できるのです。
手順⑤仮想通貨の相場・チャート分析をする
チャート分析のイメージ
そこでひろぴーは、注文の前にチャート分析をすることをオススメしています。
チャートの価格情報から値動きを予想することで、将来的にトレードスキルも身につくようになるでしょう。
テクニカル指標解説リスト |ボリンジャーバンド |トレンドライン・水平線 |移動平均線(SMA) |一目均衡表 |RCI |MACD |RSI |ストキャスティクス
CLO投資入門―急成長する資産クラスのストラクチャーと市場メカニズム
第1章 CLO概論
Ⅰ CLOとは何か
Ⅱ レバレッジ入門 資産クラスとしてのCLO
Ⅲ CLOの市場概要
第2章 レバレッジド・ローン市場
Ⅰ レバレッジド・ローンとは何か
Ⅱ レバレッジド・ローンの市場概要
Ⅲ レバレッジド・ローンの条件・特徴
Ⅳ スペシャル・シチュエーション
Ⅴ レバレッジド・ローン投資のリスクとリターン
第3章 CLOのストラクチャー
Ⅰ 基本ストラクチャー
Ⅱ CLOの組成プロセス
Ⅲ CLOのストラクチャーの変遷
Ⅳ 欧州CLOのストラクチャー
第4章 ミドル・マーケットCLO
Ⅰ ミドル・マーケット・ローン市場
Ⅱ ミドル・マーケットCLO
第5章 CLOマネージャー
Ⅰ CLOマネージャーの役割と組織
Ⅱ CLOマネージャーのデュー・ディリジェンス
Ⅲ 担保資産運用契約とマネージャーの交代
第6章 CLO投資のリスクとリターン
Ⅰ クレジット・ポートフォリオの損失分布
Ⅱ CLO投資におけるリスク
Ⅲ CLOのストラクチャーとパフォーマンス
Ⅳ CLOのリスク管理ツール
第7章 規制環境
Ⅰ リスク・リテンション規制
Ⅱ ボルカー・ルールとカバード・ファンド
第8章 格付手法
Ⅰ 格付概論
Ⅱ Moodyユsの格付規準
Ⅲ S&Pの格付規準
Ⅳ Fitchの格付規準
松井 剛(まつい ごう)
ナティクシス日本証券 金融商品開発部長
東京大学経済学部卒業後、メリルリンチ日本証券(現BofA証券)入社。BNPパリバ証券クレジット商品開発部長を経て現職。市場初のアジアのローンを担保としたCLOであるClearwater Capital Partners CLO(The Asset magazine 2006 Triple A Derivatives and Structured Products Awardsにおいてthe Best Cash CDOを受賞)のディール・メンバーの一員としてモデリング・ストラクチャリングを担当するなど、CLO、クレジット商品を中心に幅広いストラクチャード商品の組成、マーケティングの経験を有する
仮想通貨(ビットコイン)のレバレッジ取引とは?特徴を解説
仮想通貨のレバレッジ取引とは、証拠金を口座に預け入れ、それを担保にすることで証拠金の何倍もの金額を取引できる仕組みのことです。
現物取引のように実際に仮想通貨を交換する取引とは異なります。
また、レバレッジ取引の場合、将来的に値下がりすることを期待し、まず仮想通貨を売却し、値下がりした時点で買い戻す取引が可能であるため、価格が下落した際にも収益を得られる可能性があります。こちらの点も現物取引とは異なります。
現物取引とレバレッジ取引の違い
現物取引
レバレッジ取引
レバレッジ取引の特徴
- 下落相場でも利益を狙える レバレッジ入門
レバレッジ取引では「将来、価格が下落すると判断して価格が高いときに仮想通貨を売って、価格が下がったタイミングで買い戻す」といったことで、現物取引ではできない、下落相場でも収益を狙える取引ができます。
ビットコインなどの仮想通貨の価格は、上昇相場の場合もあれば、下落相場の場合もあります。レバレッジ取引であれば、どちらの相場状況であっても収益を狙える取引が可能です。- 予想に反して相場が上昇した場合は損失を被る可能性があります。
レバレッジ取引 現物取引 上昇相場 価格が低い時に仮想通貨を買って、価格が上がったタイミングで売却することで利益を狙うことが可能。 価格が低い時に仮想通貨を買って、価格が上がったタイミングで売却することで利益を狙うことが可能。 下落相場 価格が高い時に仮想通貨を売って、価格が下がったタイミングで買い戻すことで利益を狙うことが可能。
上昇相場
下落相場
注意事項
こちらのページは、情報提供のみを目的としており、仮想通貨取引等の勧誘を目的としたものではございません。
売買はご自身の判断にて行ってください。
また、お客さまがこの情報をご利用されたことによる行動の一切について責任を負うものではありません。
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