楽天証券(CFD)の特徴やおすすめポイントを解説!
「楽天証券(CFD)」の取り扱いは10銘柄。
厳選されたラインナップで、CFD初心者におすすめ
「楽天証券(CFD)」 では、日米欧の代表的な株価指数の先物価格を原資産とする株価指数CFDが7銘柄と、商品CFDとして金と銀のスポット(直物)取引を原資産とする2銘柄、原油の先物価格を原資産とする銘柄の、 合計10銘柄が取引できる 。
CFD口座の中には、国内外の個別株も含めて1万を超える銘柄をCFDで取引できるところもあるが、 「楽天証券(CFD)」 には個別株や債券などを原資産としたCFDの取り扱いはない。そのため、できるだけ幅広い銘柄をCFDで取引したいと考えている人にとっては、 「楽天証券(CFD)」 の10銘柄という取り扱い銘柄数は少し物足りないと言えるだろう。
一方で、投資対象が限定されている分、銘柄選びで迷うことも少ないので、 CFDの取引に初めて挑戦する初心者や、代表的な株価指数や国際商品(コモディティ)を取引できれば十分と考えている投資家にとってはおすすめ できる口座だ。
「楽天証券(CFD)」は、取引手数料が無料!
銘柄によっては1000円台の資金で取引できる
「楽天証券(CFD)」 では、 取り扱うすべての銘柄で取引手数料が無料 。取引にかかる総コストは、売るときの価格と買うときの価格の差となる「スプレッド」分だけなので、どの銘柄も低コストで取引することが可能だ。
また、株価指数CFDのレバレッジは一律10倍(証拠金率10%)、商品CFDのレバレッジは一律20倍(証拠金率5%)なので、 手軽な資金で取引ができる 。
また、銀のスポット価格を原資産とする「XAGUSD(銀)」は、価格の水準が想定的に低く、レバレッジ(証拠金率5%)が20倍なので、1000円台で1Lotの取引ができる。CFDの特徴の1つである、 資金効率の良さを体感できるのも魅力 だ。
「楽天証券(CFD)」は、取引ツールに
MT4(メタトレーダー4)を使う珍しい口座!
「楽天証券(CFD)」 には、 MT4(メタトレーダー4)を使って取引する という珍しい特徴がある。MT4(メタトレーダー4)は、ロシアのメタクオーツ・ソフトウェア(MetaQuotes Software)社が開発・提供している、さまざまな金融商品の取引に対応した取引プラットフォームで、日本では主にFXの取引ツールとして一部の投資家から根強い人気を誇っている取引ツールだ。
「楽天証券(CFD)」 では、MT4(メタトレーダー4)として一般的なダウンロード型のものだけでなく、 ウェブブラウザ上で動くMT4(メタトレーダー4)の「MT4 Web」も提供されているので、インターネットに接続できる環境さえあれば、いつでもどこでも取引できる のも魅力。
MT4(メタトレーダー4)は、豊富なチャート機能とカスタマイズ性の高さが魅力で、自動売買プログラムを入手して稼働させることで、プログラムに沿った 自動売買(システムトレード)も可能 になる。CFDを自動売買で取引できる口座は貴重なので、自動売買に興味のある投資家にもおすすめ。
基本の成行注文・指値注文・逆指値注文に加え、新規注文時に決済注文を同時に発注できるIF-DONE注文やIF-OCO注文、チャート上に表示させたレートパネルから新規注文をスピーディーに発注できる「ワンクリック注文」、決済時に15~50ポイントの幅でトレール幅を選択できる「トレイリング・ストップ注文」などの、 多彩な注文方法を使える のもポイント。
楽天証券(CFD)では、証拠金維持率が100%を
下回ると、損失の大きいポジションから決済される
「楽天証券(CFD)」 では、証拠金維持率が100%を下回ったら、証拠金維持率が100%を上回る水準になるまで、 損失の大きいポジションから順番にロスカット(強制決済)される仕組み が採用されている。
一般的なロスカットのルールでは、口座全体の証拠金維持率が一定の値を下回ると、保有しているすべてのポジションがロスカット(強制決済)されるため、含み益が出ているポジションまでロスカットされてしまう可能性があるが、「楽天証券(CFD)」なら、複数のポジションを保有していた場合、 一部のポジションは決済されずに残る可能性 がある。
楽天証券(CFD)の口座開設方法
「楽天証券(CFD)」 楽天MT4の取引時間 の取引口座を開設するには、 楽天証券のFX口座の開設が必須 になる。すでにFX口座を保有している場合は、楽天証券のウェブサイトから「楽天証券(CFD)」の口座開設を申し込むと、締結前書類の確認や投資目的などの簡単な設問に回答するだけで、すぐに取引が可能になる。
楽天証券のFX口座を保有していない人は、最短5分で申し込みが完了するFX専用口座を開設し、FX専用口座の開設後に「楽天証券(CFD)」の口座開設を申し込むことになる。 楽天MT4の取引時間 口座開設の手続きは、PCからでもスマホからでも可能 だ。
「楽天証券(CFD)」のメリット、特徴のまとめ
取引できる銘柄は10銘柄と限定されているが、投資対象が限定されているので、 これからCFDの取引を始めようと考えている初心者にとっては銘柄選びで迷うことも少なく、おすすめ できる口座だ。
また、自動売買も可能なMT4(メタトレーダー4)を使ってCFDを取引できる貴重なCFD口座なので、 「楽天証券(CFD)」 は CFDとMT4(メタトレーダー4)の両方に興味のある投資家にとっても、CFDの取引口座として外せない選択肢 になるだろう。
MT4でCFD取引できる!楽天証券「CFD口座」の特徴を徹底解説!
業者一覧
- 主要国の株価指数7銘柄を提供。
- 商品CFD(金、銀、原油)の取引も可能!
- MT4で少額からCFDができ、自動売買にも対応。
- スマートフォンアプリに完全対応。
- デモトレードでお試しスタートOK!
銘柄数 | レバレッジ | 取引手数料 | 初回最低 入金額 | 取引ツール |
---|---|---|---|---|
10 銘柄 | 株価指数:10倍 商品:20倍 | 無料 | 指定なし | Windows Mac iPhone iPad Android |
楽天証券CFDが評判のポイント
手数料無料で少額から取引できる!
株価指数CFD | *必要証拠金 |
---|---|
JP225(日本225) | 約25,000円 | 楽天MT4の取引時間
US30(米国30) | 約30,000円 |
US500(米国500) | 約30,000円 |
NAS100(米国NAS100) | 約100,000円 |
UK100(イギリス100) | 約8,400円 |
GER30(ドイツ40) | 約15,600円 |
EU50(ユーロ50) | 約3,600円 |
商品CFD | *必要証拠金 |
---|---|
XAUUSD(金) | 約9,500円 |
XAGUSD(銀) | 約1,250円 |
USOIL(原油) | 約2,000円 |
ちなみにCFDでは、少額から取引できるGMOクリック証券も人気ですが、上記10銘柄の取引単位は楽天証券CFDも共通です。
つまり 楽天証券CFDは、少額からCFDができる国内屈指のサービス なのです。
楽天銀行でFXの自動売買ってできる?6つの特徴と口コミを確認しよう
弊社は市販のEAソフトの開発及び販売元との提携、委託その他一切の契約関係はございません。EAソフトをご利用になる場合は、弊社の取引約款(楽天MT4口座用)の「電子取引における付帯条項」の項目を改めてご確認頂き、ご自身の責任と管理、制御の下に十分注意を頂いた上でご利用頂きますようお願い致します。 楽天MT4の取引時間
EAソフトのプログラム記述やEAガイドは弊社カスタマーサポートの対象外となります。(楽天MT4口座「EAご利用時の注意事項」より引用)
初心者向けFXの自動売買3選!選び方と稼ぐコツ、危険性と対処法
楽天FXの自動売買クチコミ
プラス評価
低コストで取引できる
例えば米ドル円なら0.5銭のスプレッドだけで取引手数料がかからないので、ループイフダン・ミラートレーダーといった 他社のFX自動売買よりも 低コスト で取引できる からです。
デモトレードが可能
デモトレードができて便利 という声も上がっています。
なぜなら 大手のネット証券会社でMT4を扱っているのが楽天銀行だけ なので、機能や使用感を確かめたい人が多いからです。
マイナス評価
スワップポイントが低い
ひとつ目のマイナス評価としては、 スワップポイントが低い という不満をよく聞きます。
たしかに米ドル円32円、豪ドル円35円、NZドル円40円など、 業界平均水準より少し低い のでスワップポイント狙いの運用には向いていないようです。
FXのLot(ロット)と1,000通貨単位について
では、1 Lot(ロット)とはどのぐらいの取引数量なのでしょうか。実は、1Lotあたりの取引数量はFX会社によって異なります。「みんなのFX」では1 楽天MT4の取引時間 Lot=10,000通貨単位(※)で、米ドル/円を取引する場合だと1 Lot=10,000ドルになります。他のFX会社では、1 Lot=100,000通貨のところもあります。間違えて発注してしまうと、自分が想定していた数量の10倍もの数量を取引することになりますので、FXをはじめる前に、ご自身が利用するFX業者のLotの単位は必ずチェックするようにしましょう。
※RUB/JPYのみ1Lot=100,000通貨単位
Lot(ロット)とレバレッジの関係性とLot(ロット)数の決め方
▼ Lot(ロット)とレバレッジの関係性
たとえば、米ドル/円が1ドル=100円の時に、レバレッジ25倍で5 Lot(50,000ドル)を買う場合は、20万円の資金が必要となります。仮に同じ20万円で1 Lot(10,000ドル)買う場合は、実効レバレッジは5倍まで下がります。同じ資金でも、Lot数を増やすとレバレッジは高くなり、Lot数を減らすとレバレッジをおさえた取引が可能となります。
▼ Lot(ロット)数の決め方
Lot =必要証拠金÷為替レート×レバレッジ
1 Lot(10,000ドル)=10万円÷100×10
少額から始められる1,000通貨(0.1Lot)単位取引
1ドル=100円のときにレバレッジ25倍で取引した場合
USD/JPYの場合
楽天FX(楽天証券)の評判・口コミは?MT4も使えるが、しかし…
FX会社
通貨ペア数 | 26ペア (※1) |
最小取引単位 | 1000通貨 |
取引手数料 | 無料 |
取引ツール | |
スプレッド | |
スワップポイント |
楽天証券の「楽天FX」は、下記の条件に該当する方におすすめです。
- 少額からFX取引したい人
- なるべくリスクを抑えて低レバレッジで取引したい人
- MT4にチャレンジしてみたい人
- 日本経済新聞を無料で読みたい人
以下、楽天FXのメリット・デメリットを、超フラットな視点で本音でぶっちゃけていきます。
楽天FXのメリット 6つ
- 少額(1000通貨)から取引可能
- レバレッジの倍率がコースで選べる
- 取引で楽天スーパーポイントが貯まる
- 米ドル/円のスプレッドが狭い
- MT4が使える
- 日本経済新聞が無料で読める
1000通貨から取引可能
楽天FXでは少額(1000通貨)から取引可能!約4000円という少額から、FX取引が始められます。
レバレッジの倍率がコースで選べる
- スタンダード25倍コース(4%)
- レバレッジ10倍コース(10%)
- レバレッジ5倍コース(20%)
- レバレッジ2倍コース(50%)
- レバレッジ1倍コース(100%)
取引で楽天スーパーポイントが貯まる
楽天FXでは、取引に応じて楽天スーパーポイントが貯まります (※ MT4取引は対象外) 。
米ドル/円のスプレッドが狭い
楽天FXのスプレッドは米ドル/円で0.2銭原則固定なので、コストを抑えて取引ができます。
例えば、トルコリラ/円のスプレッドは6.8銭原則固定。トレイダーズ証券みんなのFXは1.6銭原則固定なので、比較すると楽天証券のスプレッドはかなり広めです。
MT4が使える
楽天FXでは、MT4も利用可能!元々FXCMジャパン証券が運営していたサービスを、楽天証券が吸収合併した流れです。
一方、楽天証券はMT4以外にも通常のFX取引もできますし、さらに株式や投資信託もできるので口座開設しておいて損はないでしょう。
日本経済新聞が無料で読める
これは楽天FXというか楽天証券自体のメリットなのですが、実は楽天証券の口座を持っていると「日経テレコン」というサービスが利用できるため、日経新聞の記事が無料で読めちゃいます。
つまり、日経新聞を購読している or 購読を検討している人が日経テレコンに切り替えた場合、それだけで年間5万円以上もFXの資金にまわすことができてしまうのです!
年間5万円以上も節約できちゃうなんて、それだけでも口座開設する価値アリって感じですね
楽天FXのデメリット 3つ
- MT4のスプレッドが広め
- 度々システム障害を起こしている
- 口座開設の審査基準が(ムダに)厳しい
MT4のスプレッドが広め
通常のFX取引ではスプレッドが狭いものの、MT4では米ドル/円0.5銭原則固定のため、若干広めです。
頻繁にシステム障害を起こしている
楽天FXは、過去に度々システム障害を起こし行政処分を受けています。
行政処分を受けたのは1度だけでなく、2005年、2007年、2009年の計3回。そして、楽天証券が買収したFXCMジャパンも、2012年にシステム障害で行政処分を受けています。
と、ここまでならもう過去の話…となりそうなのですが、さらに楽天FXは2016年3月に米ドル/円のスプレッドが15円(1500pips)という異常すぎるレートを配信してしまっています。
15銭でもびっくりなのに、15円は目玉飛び出しちゃいますわ…
口座開設の審査基準がムダに厳しい
楽天FXは、口座開設時の審査基準もムダに厳しいです。口座開設フォームに進むと、こんな感じの説明が現れるのですが…
「金融資産が100万円以上ある」がめっちゃ強調されています。
楽天FXと楽天銀行FXの違い
楽天証券の楽天FXとは別に、楽天銀行も楽天銀行FXという取引サービスを展開しています。
しかしながら、楽天銀行FXも楽天証券のシステムを利用しているため、通貨ペア数も最小取引単位も楽天FXと同じです。
おそらく楽天銀行FXに関しては、楽天銀行の銀行口座利用者をうまく取り込みたいがために扱ってるだけでしょう。
まとめ:楽天証券の魅力はFXじゃない
例えば、楽天証券の投信積立は楽天カード入金ができるため、100円ごとに1ポイント(=1円分)の楽天スーパーポイントがもらえるんですよね。NISAやつみたてNISAでも対象なので、お得に長期積み立てができておすすめです。
また、楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」を利用すれば、普通預金の金利が年0.1%になります。その辺の銀行は年0.001%ほどなので、およそ100倍の金利が得られる計算です。
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